ネコ専務シリーズ
ネコソルジャーは、敵艦隊の旗艦「ダッ
クス」にぐんぐん接近していった。

ある地点を越えたところから、ダックス
からの猛射が始まったが、ネコソルジャ
ーはそれを、右に左にすいすいと避けて、
さらにダックスに接近する。

焦ったダックスは、巨大なイヌ型戦闘
ロボット「ピンシェル」を何機も繰り
出してきたが、ネコソルジャーはそれを
ビームライフルで次々仕留め、ついに、
近距離から艦の中枢部にビームキャノン
を発射した!




「ウィーナー、ネコ帝国!」



両軍の全員に無線が入り、全軍が戦闘を
停止した。
イヌ星人たちは、

「んだよ、また負けかよ」

と悔しがりながら退却していく。




現代の戦争は、敵の旗艦を先に停止させ
た方が勝つルールになっている。

兵器に殺傷力はないし、メカは戦闘中の
不慮の事故を自動的に防いでくれるので、
この戦いでも、両軍とも死者は0だった。

今回はネコ星人が勝った。
しかし「勝ってしっぽをととのえよ」。
ネコ星人たちは気を引き締め直し、次の
戦いの準備に取り掛かったのであった。

            おしまい






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