ネコ専務シリーズ

最終話「最終決戦、今明かされる真実！私って実は〇〇ネコ？」

ついに姿を現した、魔の首領。
東京大学の学長である田中洋一は、空中
から黒い炎を噴き上げる大剣を引き出した。

「この魔剣ダラクは以前、部下の松田が
　使って君に敗れたが、それはダラクが
　敗れたのではないのだよ。
　私が使えば、ダラクがどれほど恐ろしい
　剣になるか、見るがいい！」

田中とペルちゃんの最終決戦が始まった！
田中がペルちゃんに切りかかり、ペルちゃ
んの「黄金剣」がそれを受け止める。

並みの剣であればその瞬間に、ダラクの
黒炎に溶かされてしまうが、黄金剣ならば
その高熱に耐えることができる。

２人の力はほぼ互角であり、激闘は１０分
ほど続いた。
しかし、ついに決着の時がやってきた。
ここだ！と見たペルちゃんの青い目がキラ
ッと光り、目にも止まらぬ高速で打ち込ま
れた黄金剣が、魔剣ダラクを遠くに弾き
飛ばす。

黄金剣は田中ののど元に突きつけられた。