山ほど愛してる
深愛

晃平side

うぉー。
まぢ、どうしよう。とりあえず矢島か。
「なぁ。達也。」
達也こと矢島は嬉しそうな顔で見てくる。
そんなんでみんなよ。俺嬉しすぎて顔がむくんでる。多分。恥ずかしいから冷やかすなよ。
「なんだ(笑)山嵜(笑)」
(笑)多すぎるんだよ。怖いんだよ。OKだよ。だから頼むから俺恥ずかしいから・・・・・冷やかすなよ。
「OKだよ。それと・・・」
といいかけたとたん俺は達也に肩を強く揺られた。
「んだよ」
俺は逆切れ??っぽいことをした。
「俺服会に行きたいんだけど、優里の好みわかんねぇんだよ。」
そんなん俺もしらねぇよ。って言ってやりたかったけど俺もちょうど買いにいきたかったし。
そんなことを思いながら、言ってみる。
「なんかカッコイイ系だとおもうよ。達也だから赤と似合うんじゃね?」
っててきとうに言って俺もついていくことになった。

ついていった店はGAP。まぁここは結構品数あるし一番有名だからここで買い揃える人が大体だな。って言っておきながらも俺もよくここで買う。たまにかぶっちまう人もいるけどそれもそれで楽しい。でも俺は大体買うのはトレーナーくらいだ。
「晃平はなんか買わないのか?・・・あっこれなんかどうだ?ジャケットかっこいいぞ。」
達也の言われるままに着てみる。
案外カッコイイ。まさかこいつ服選ぶセンスあるんじゃないか?しかもちゃっかり自分の買ってあるしセンスもあれば買うのも早いんだなぁ。

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