山ほど愛してる

晃平side

かったりーよ・・・もう!!!
話ちゃんときぃてるっつーの!!
放課後補習とか・・・・しかも若山とかよ!!
なんかさえねぇ!!こっちは部活いきてぇのに・・・しかも俺部長なんだし・・・。
しかも新人戦ちかいつーの!!お願いだから練習させてくれ!!
なんて思っていると『カシャ』ってきなおとが・・・。
「止めなって聖奈。山嵜君怒るよ!!」
そんな声が聞こえる。
俺は顔を上げて「なにが?」といってやった。
・・・・・・なんだよ!!その微妙な微笑みはなんなんだよ!!
しかも無視かよ!!なんか反応しろよ!!
しかも寺島の話無視じゃねーかよ!!・・・しっかりしろよ。
そのあと俺は授業をまともに受けず、寝てた。ってか学校から帰るの遅くなるんだよなー。だから帰ってきてから勉強とかやってたら、つい寝るのが遅くなるんだよなぁ。しかも朝は朝部あるからいろいろとたいへんなんだよな。ってか俺的に部長のプライドつーか・・・。まぁ若山のために部長になったし選挙管理委員会(選管)になったんだしなぁ。ちくしょー。ぁーかわぃぃ。
そんなことを思いながら早弁しようかなぁと4時限をサボって屋上にいった。
そういえば若山もなんかおなか痛いっていってどっかいったな。
どこいったんだろう。あんなに元気だったのに。
まっ。とりあえずメシくうか!!

俺は屋上の方へ向かった。

『ガチャ』
「ひぃ!!」
ドアノブをあける音と同時にネコを蹴飛ばしたかのような声が聞こえた。
それは・・・・・若山かよっ!!


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