堕ちていく二人
「だから心配しないで」
「うん、わかったわ」
その日、真紀と美穂は玲子のマンションに一泊した。
その間、桂司は自分の部屋にいて顔を出すことはなく、息を潜めるようにしていた。
次の日、玲子は裕也を連れて、真紀や美穂と一緒に大阪へ向かった。
久しぶりに自由になった桂司は玲子の命令に背き、解き放たれたように以前の悪い癖を出した。
玲子がマンションを出て行くと、早速昔付き合っていた女に連絡をし、実家の母親に貰ったこずかいで遊びに出た。
相手はスナックのホステスをしている真理子で、桂司が貢いでいた女だった。
桂司は真理子に10万円を渡した。
玲子に対しては・・・・・・なった桂司だが、自分の思い通りになる女には強気になれオスの部分を全面に表した。
ホテルに入った桂司は真理子に目隠しをし、両手をネクタイで縛りつけた。
そして、真理子をひざまづかせて自分の・・・・・・・・・・・・・・・・・・・桂司は頂点に達するのだが
「俺は不能じゃない!」
と叫びながら、初めて自分の・・・・・にぶちまけるのだった。
その時の桂司の顔には優越感に満ち溢れていた。