Love Tone
-------2時間目-------

「遅れました」

えっ?何があったの?!

そこには松葉づえの流空がいた。

「奏ちゃん!何やってるの!手伝いなさいよ!!」

「あっ!大丈夫??」

って、松葉づえもってどーすんのよっ!!

「あ~!もういいよ、奏介。ありがとう」

あぶないっ!!!!
スッ!!

「あっ、ありがとう太一」

ギリセーフ!!転びそうだった!!

えっ?奏ちゃんから殺意のオーラが!!!

「持つよ!ほら!かして!」

「えっ!これ軽いからいいよ」

イチャついてるし

ガチャ

「どうぞ、流空様」

椅子引きっぱなしかいっ!!

「ってか、なにがあったの??」

「あのね、奏介と別れてから一人で歩いてたら道にまよって、

そしたら黒人が来て。
すぐSPが来たからよかったんだけど、

階段で逃げて行く人とぶつかって転んで・・」

「ごめん!!ほんとごめん!!

最後まで送ってけばよかった!!」


「奏介は悪くない!!いいの。
わたしの不注意もあるから・・

責任感じないでね」


「分かった・・・」
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