殺し屋:黒兎

汐音に投げ飛ばされて、気を失ったのか……。


「……私、何も出来なかった……。」


汐音は、強い……。


………コツ、コツ……


……地下に響く足音。


音が軽い……。


大人ではないわ……。


「あれっ。起きたんだぁ、姫さん。」

「姫…?…貴方は、誰?」

「僕はハルカ。汐音の部下だよ。」


< 156 / 231 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop