自分勝手だよね…。

「千伽…子供…」
軌月が呟いた。

嫌な予感がした。
千伽は

「嫌…!
降ろさないよ!
私を選んで来てくれた
大事な赤ちゃんじゃん」

「そうか
でも忘れるな
その子のために俺は家族と縁を切るんだ

軌月の声が震えている。
軌月を見ると
軌月は泣いていた。

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