地味男子
「俺、柴乃ちゃんのこと好きみたいだ」
え? え?
「蒼井と教室を出て行ったときすごくショックだった。 柴乃ちゃんのこと好きなんだ。」
え…。
ホントに…?
友達としてじゃなくてだよね?
違う意味でまた涙が出てくる。
今日のあたしは泣き虫だね…。
「返事を頂戴とは言わない…柴乃ちゃん困らせたくないからね」
「潤君……ありがとう。」
「こちらこそありがとうだよ。」
「あのね? あたしも潤君のこと好きだよ?」
「それは友情のほう?」
「ううん。」
首を横に振る。
ゆっくりと笑う潤君。
真逆の恋でも叶うんだね。
え? え?
「蒼井と教室を出て行ったときすごくショックだった。 柴乃ちゃんのこと好きなんだ。」
え…。
ホントに…?
友達としてじゃなくてだよね?
違う意味でまた涙が出てくる。
今日のあたしは泣き虫だね…。
「返事を頂戴とは言わない…柴乃ちゃん困らせたくないからね」
「潤君……ありがとう。」
「こちらこそありがとうだよ。」
「あのね? あたしも潤君のこと好きだよ?」
「それは友情のほう?」
「ううん。」
首を横に振る。
ゆっくりと笑う潤君。
真逆の恋でも叶うんだね。