キミ
・第一章

・愛の欠片





お願いです――…。





あたしはどうなっても構いません。




地獄の業火で身を焦がされたとしても、



真っ暗な水底に沈められたとしても、



もう二度と生まれ変わることが出来なくなってしまったとしても、





それでも、構わない。





その代わり、彼を………






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