初恋
「今日は花優愛ちゃん、泊まっていくんでしょ?」
おじいちゃんが聞いた
「そういえば、もう暗くなってるねぇ」
先輩はみかんを丸ごと口に入れたまま喋った
「いや、でも迷惑ですし、着替えも無いですし…」
思わぬ言葉に食べていた2個目の饅頭を落としそうになりながら答えた
「…うーん。買いに行けばいいんじゃない?一緒に今から行く?」
夢子さんが普通にそう言ったから、本当にびっくりした
「いやいや、そこまでして頂かなくても…」
言いかけたと同時に電話が鳴った
「出ていいのよ?」
なんでこんな時にマナーモードにしてないのかと自分に怒りを感じながら、失礼しますと頭を下げて廊下に出た
おじいちゃんが聞いた
「そういえば、もう暗くなってるねぇ」
先輩はみかんを丸ごと口に入れたまま喋った
「いや、でも迷惑ですし、着替えも無いですし…」
思わぬ言葉に食べていた2個目の饅頭を落としそうになりながら答えた
「…うーん。買いに行けばいいんじゃない?一緒に今から行く?」
夢子さんが普通にそう言ったから、本当にびっくりした
「いやいや、そこまでして頂かなくても…」
言いかけたと同時に電話が鳴った
「出ていいのよ?」
なんでこんな時にマナーモードにしてないのかと自分に怒りを感じながら、失礼しますと頭を下げて廊下に出た