妖時間
俺たちは陰陽師と呼ばれる一族

花鈴は皇一族の現当主で、当主始まって以来の女陰陽師。

皇にも榊にも今までにも女陰陽師はいたが当主になったのは花鈴が初めてだった

それだけ霊力が強い…

榊一族の当主は俺…

また面倒な地位だ…

「月は榊一族始まって以来の鬼畜だってさ」
「誰情報だよ…」
「花鈴」
「だろうな…」
「でも、花鈴と同じくらいデカい霊力だよね」

そんな自覚はない…

俺個人としてみれば、
花鈴を守ることが出来ればそれでいいわけだ。

「分家の連中は花鈴の当主就任にかなり反発してる」
「まだか…俺たちが就いてもう三年経ってるってのに…」
「分家の連中が依頼してきた仕事が大半だよ…」

デカい一族だからな…

榊は友好関係にある皇の当主が花鈴になったことに対して異論を唱えるヤツはいなかった

それどころか花鈴の地位確立に手を貸そうと俺と花鈴を婚約者に仕立てた

俺にとっては願ったり叶ったりだ(笑)

「俺たちが婚約者である以上、下ろすのは無理だからな…。精神的に崩していくってわけだ」
「みたい」
「腐ってるな…」
「かぁさんも言ってる」
「まぁ、あいつも分かってるんだろうな…」

花鈴は親戚に惑わされるほど馬鹿じゃない

寧ろ策略家だろう

性格の大半は暴力が占めているが…

「今日は学校に行かせてどっかで休ませるか…」
「それがいいね…」
「じゃあな」

幸の元を離れて花鈴の部屋に入る

それからはいつものバトルの始まりだ(笑)
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