Honey Brown



「理衣奈、ありがと。ちょっと落ち着いた」


「って早っ!」


「当たり前でしょ。あたしを誰だと思ってんのよ」


「元に戻るっていうより、キャラまで変わってない!?」


「久々に泣いたら吹っ切れたの。バスん中で話、聞いてくれる?」


「もちろん!」


「ん、じゃあ行こっか」


「うん!!」


優里の隣を、スキップしながら進む。

もちろん優里は呆れている。


だけどこれもいつものこと。


これでこそ優里だよね!



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