あなたとスキャンダル!





俺はドアをバーンと開けて

ビックリする梓に

後ろから抱きついた。


「ゆ、夕!?」

「ゴメンな、マジで・・・」


俺は抱きしめる力を強くした。


「俺が言いすぎたな?」

「ううん・・、私も殴っちゃって・・」


そんな涙目で見んなよ・・・。

俺の理性がきかねーだろう。


「仲直りのキス、しよっか?」

「うん!」


そう言って俺は

梓をソファに押し倒して

唇を押しつけた。





少し強引で

甘くて涙の味の

仲直りのキスだった・・。





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