キミに届け
時間を買う。
時間を売る。
やっとその意味が分かった。
けれど分かったからと言って、納得することはできなかった。
全く知らなかった。
全然知らなかった。
まさか誠くんがそんなにチャラい…お金でそういうことを簡単にしちゃう人だったなんて。
あたしは本気で告白した。
けれど誠くんからすれば、あたしはあの女子の中の1人にすぎない。
冴子の言っていた意味が、ようやくここで理解することができた。
あたしの一世一代の告白は―――こういうことだと思われているんだ。