*coffret a bijoux*(SS集)
あたし、重くないのかな。




瑞樹クンはあたしを抱いた
まま、軽やかな足取りで
部屋を移動する。




アコーディオンカーテンで
仕切った部屋の奥の方――

ベッドのある方へ。





「ダッ、ダメだって!

途中でアルミホイル被せ
たりもするんだよっ。

でないと表面コゲちゃう
から――!」




「はあ? 
そんなのいらないって。

コゲても食べるってさっき
言ったばっかだぜ?」



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