*coffret a bijoux*(SS集)
でも、柊弥はあたしの
とがめる声なんて気にも
しない様子で、
「大丈夫、誰も見てやしねーよ」
言いながらたくみに動かす
指先で、いつの間にかもう
着てたブラウスのボタンは
ほとんど外され、ブラが
あらわになってる。
恥ずかしさでカッと血が
のぼる感覚と、肌に直接
触れる夜風。
熱いのか冷たいのかよく
わかんなくなりながら、
あたしは慌てて身をよじった。
「やっ……やだっ、こんな
とこで!
お願い、やめて!」
「やめない。
お前こそ、んな大声出して
たら隣に気づかれるぞ」
「……………!!」
あたしは慌てて掌で口を
ふさぎ――って、なんで
あたしが悪いみたいに
言われなきゃなんないのよ!?
とがめる声なんて気にも
しない様子で、
「大丈夫、誰も見てやしねーよ」
言いながらたくみに動かす
指先で、いつの間にかもう
着てたブラウスのボタンは
ほとんど外され、ブラが
あらわになってる。
恥ずかしさでカッと血が
のぼる感覚と、肌に直接
触れる夜風。
熱いのか冷たいのかよく
わかんなくなりながら、
あたしは慌てて身をよじった。
「やっ……やだっ、こんな
とこで!
お願い、やめて!」
「やめない。
お前こそ、んな大声出して
たら隣に気づかれるぞ」
「……………!!」
あたしは慌てて掌で口を
ふさぎ――って、なんで
あたしが悪いみたいに
言われなきゃなんないのよ!?