星空
*。亜子*゚



もうすぐで楽になれる…。

このどうしようもない虚無感から解放されるんだ。



私がこの世から消えても誰も悲しまない。



夜の屋上から見た校庭は、昼とは別の場所なんじゃないかと錯覚するくらい雰囲気が変わっていた。



よく授業をサボった時に来ていた。

いつもの景色が、夜になっただけでこんなに違うなんて…。



こんなに落ちつかないのは、昼との雰囲気が違うからか。



それとも、もうすぐ迎えるであろう自分の死がいまさら怖いからなのか…




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