星空
「……星になりたい。」
思わず口に出して言っていた。
小さい頃のわずかな記憶。
「亜子ちゃんのママとパパはね、お星さまになったのよ。いつでも空から亜子ちゃんの事を見守ってくれてるからね。」
近所のおばさんが泣きながら私に話しかけていた。
その頃の私はまだ小さすぎて、ママとパパは遠くに出掛けていて、時間がたてば帰ってくるのだと信じ続けていた。
もうすぐ、ママとパパの所に行けるから。
待ってて…