Sided-figure love ~4つの恋~


キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴った。

『義哉くんごめんね。チャイム鳴ったから、もう教室戻っていいよ。』

愛が申し訳なさそうに言った。

「別にいいよ。俺、でないつもりだったし。愛こそ戻った方がいいんじゃない?愛サボったことないから、皆心配するんじゃない?」

『今行くの、何か気まずいからサボろうかな(笑)』

愛の笑った顔を見た義哉はドキッとした。

「じゃあ一緒にサボるか(笑)」

義哉と愛は、2人でサボることにした。
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