Sided-figure love
~4つの恋~
キーンコーンカーンコーン
授業が終わるチャイムが鳴った。
「じゃあ、チャイム鳴ったから戻るか。」
義哉が言い、教室に戻ることにした。
教室に戻ると拓也が話しかけてきた。
「愛サボってたけど何処に行ってたの?」
『あ、うん。えーっと…。』
愛は拓也が義哉の事を嫌っているのを、知ってたから話すか、迷っていたら拓也が、
「幼なじみの俺にも、言えないことなんだ。ふーん…。」
愛は俯いてしまった。
「じゃあ、俺は瞳と話してくるから先帰ってていいよ。じゃあね。」
愛は何も言えずに帰ることにした。