甘いシロップと香辛料





そういうと、薫の隣にいたソウマ君が頭を軽く下げた。



「よろしく…」



クールで、
冷静で、
イケメン…。

特定の友達としかあまり話さない。
でも、女子からも男子からも人気者。



そんな不思議な男の子…。
…っと、うちのクラスの女子が言っていた。



「ソウマ君、咲と似てるね」



ユアが耳元でこそ…っとつぶやいた。
確かにそうかも…。
あたしは、心のなかで少し想った。





そして、よくわからないけど4人で喋っていた。
ソウマ君は、そこらの男子と違って薫と同じ喋りやすさがあった。



そして、薫は昔とかわらず、あたしをよく気にかけてくれた。
何気ない優しさ…。昔からスキだった。そうゆう性格。







そして、その日から4人でよく集まるようになっていた。



でも、その日から少しずつ変わったんだ。
4人の心が…。
会わなきゃ、よかったのかな??

まちがいだったのかな??
ねぇ…薫…。
だんだん薫のこと…好きになっていったよ…??
ついこの間まで、
その場限りだったのに…。
ねぇ、きみのおかげかな?
このまま、素敵な恋がしたいな…。
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