甘いシロップと香辛料

ありがとうの伝え方





次の日、薫が家まで迎えに来た。
鍵をかけて、薫と手をつないだ。
ガラじゃない…。
でも、悪い気はしないよ?


駅に行くと、ソウマ君とユアがいた。
そして、説明したらユアはないちゃった。



「ユア…??」



「ごめん…咲ちゃんの気持ち知ってたのに…ユア…」




「悪くないよ?ユア。恋をするのはいいことだよ??あと、あたしの気持ち知ってて、仲良くしてくれたり、心配してくれてありがとう」




「怒ってないの…??咲ちゃん??」


「怒るわけないよ。怒ってたけど、許すに決まってるジャン」




「咲ちゃん~~~…」




「ユア…」




あたしたちは仲良く学校に向かった。
でも、それからの日々は大変だった。
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