偽りの わ・た・し。


――――

授業中――




こんな問題簡単。

だけど、答えたら駄目だ。


前の学校では普通に答えたりしていた。

普通に実力で試験などを受けていたから、毎回、学年トップだった。


でも、ここじゃ馬鹿な様に振る舞わなくちゃならない。












出来るだけ、律玖君の目に、[何も出来ない子]として、写らなければ。









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