偽りの わ・た・し。

―――

食事や楽器演奏が終わった。


この二つはいいのだが、会話は夕凪君と一対一で向かい合うから完璧に目が合う。



気まずい―――



だけど、それを顔に出さずに喋る。


それが、上級社会のルール。


この会話では、外国語で話をしなくてはならない。





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