君だけしか映らない
頭の中でネガティブな考えばかりが浮かんでくる。
お互い黙り込んで歩いていたがその沈黙を破ったのは佐伯悠哉だった。
「お前、お菓子作りとか得意か?」
「えっ?」
(いきなり何を言い出すんだろう…。)
「…どうなんだよ。」
「どうって…。そんなに作らないから得意とは言えないけど…。」
「ふ〜ん。じゃあ明日なんか作って来いよ。」
「は?何でよ!?」
「何でって、食いたいから。」
そう言った佐伯悠哉の顔はほんのりと赤くなっている。
「佐伯くんってお菓子とか好きなの?」
「……わりーかよ。」
「いや全然。でも意外だな。甘いものとか苦手だと思ってた。」
そう言って笑美は微笑む。
(なんだか可愛いな。)
お互い黙り込んで歩いていたがその沈黙を破ったのは佐伯悠哉だった。
「お前、お菓子作りとか得意か?」
「えっ?」
(いきなり何を言い出すんだろう…。)
「…どうなんだよ。」
「どうって…。そんなに作らないから得意とは言えないけど…。」
「ふ〜ん。じゃあ明日なんか作って来いよ。」
「は?何でよ!?」
「何でって、食いたいから。」
そう言った佐伯悠哉の顔はほんのりと赤くなっている。
「佐伯くんってお菓子とか好きなの?」
「……わりーかよ。」
「いや全然。でも意外だな。甘いものとか苦手だと思ってた。」
そう言って笑美は微笑む。
(なんだか可愛いな。)