君だけしか映らない
その視線を浴びつつも、笑美はお弁当を持っていつも一緒にご飯を食べている友達の近くに行った。



「遅くなってごめんね。」


「あ…いや大丈夫だよ。」

なんだかよそよそしい。



「あのさ…なんか私が教室に入って来たらすごく睨まれた気がしたんだけど…気のせいだよね?」


そう笑美が切り出すと、友達の一人が話し出す。



「…委員長さっきまで佐伯くんと一緒だった?」



「えっ?」



突然の佐伯悠哉の名前に驚く。


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