スーツ姿の王子様
「里斗なかなかこないから休みかと思ったし」

「あはは…ごめん!」


あたしは笑いながら謝る。

「いぃよ、遅かったけど来たんだし。…ん?なに、桜?」

美夜はあたしがもってる桜をみて聞いた

「うん、桜だけど。」

「もしやそれ拾ってたから遅かったの?」

「う…」

図星です…。美夜ずばり的中…

「図星ってわけね。まぁいいんだけど。あ、HRはじまるよ?」

「ほんとだ、席つかなきゃね!」

あたしたちは席につく。

2年生になって少したつ今、席替えもしてあたしは窓側の1番後ろの席。

前の席は美夜。運よくくじ引きで前後になった。


美夜はあたしのほうに振り向きあたしに話す


「その桜どうすんの?」

「あ、どしよ…」

拾ったはいいけどこの桜枯れちゃうのか…

「しおりにでもすれば?」

「そっか!…でも作り方わかんない…」

「まったく…うちがつくってきてあげる。」

「ほんと??ありがと!」

あたしは桜を美夜に渡す。


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