天使の悪魔




「何してんだよ後輩に」

「何だよ悪いか?焼きもちかよ」

「何でっ?!」

何でそこで焼きもちだと…?!


「えええっ?!やっぱり隼この子に…」

「うるせー恋菜」

ガシッと恋菜さんの顔を掴む。

「いへへへ………はらして、けひょうふずれる…(離して、化粧崩れる)」


「あの取り込み中すいませんもう帰っていいですか私これ以上サボれないんで。」

早口で言って保健室のドアを勢いよく開ける。


「あっ、逃げる気?!」

「えっ?!逃げるって何ソレ!!」

逃げるって言うこれ?!


もう何もかもどうでもよくなって保健室の外に一歩踏み出したその瞬間

またもやガシッと腕を掴まれる


「ああああぁ!!もう何なんですか一体?!」

しつこいにもほどがあるっ!!


私は片手で保健室のドアを掴み、必死で外にでようとする。

だがしかし後ろのリカ(リク)さんは必死に私のもう一方の腕を掴み、保健室から出させてくれない。




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