天使の悪魔
「え………ぉ…?
お、男………???」
「は?」
目をまん丸にして、リカさんが私を見返す。
えええええ?!?!?!
だだだだって!!だだって!!!
すごく顔きれいで、ていうか美形すぎない?!
髪は焦げ茶にハーフアップしてるし?!
いぅや、女じゃないの?!?!(混乱)
「……は、お、女だと思った?」
暫くの沈黙後、リカさんは顔を引きつきながら言った。
「え?あ、やぁ、えええっ」
何故か私は両手で顔を覆う。
「えぇ、何々?リクが女だったの?」
「ちげーよ。どんな勘違いでそこまで辿り着くんだよ」
そう言って、ツカツカとこっちに来ているような気がする。
そして、バッと私の両手を掴む。
うわ、近っ
「よく見ろ、これのどこが女だ」
「おいリク」
ずっと黙っていた千葉先輩が、言葉を発した。