あたしの恋

きれつ



「僕が送る!」


元気になった優夜が
電車の中でそう言う。


あたしは優夜に見送られ
家に帰って明日の
準備を始めた。


ケータイを片手に
お風呂場へ向かう。


ストラップを眺めて
今日のことを思い返した。


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