あたしの恋

あな



次の日からのあたしは
ぽっかり穴が空いた
みたいな気持ちで
いっぱいだった。


廊下であの子と
すれ違うたびクスクスと
笑い声が聞こえた。


恥ずかしさよりも
悔しさで頭がおかしく
なりそうだった。


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