恋愛温度、上昇中!


「そーそー!!」

マチちゃんは鼻息荒く私の肩を掴んだ。


「なに?」

「これっ!!見ました!?」

バッと広げたのはコンビニの目立つ所によく並べてある女性誌。見ました?なんていつも見てるかの様に聞くけど、私こういうの見ないのよね。


「…それがどーしたの?」


私の怪訝な顔にも、マチちゃんはめげない。というかキラキラした瞳を向け続ける。



< 261 / 418 >

この作品をシェア

pagetop