恋愛温度、上昇中!

溜め息をついてから眼鏡を直す。


「何度も言ってますが、ただの知り合いです。何の関係もありません。そして山都さんにも関係ありません」


ピシャリと言い放ったあたしに、



「高見ちゃん、怒るとエロいよねぇ」



全く噛み合わない会話。



「ま、いいや」



だけど、何故か山都さんはあっさり引き下がると、「そういえばねぇー」とすぐに別の話題に切り替えた。あたしはそれに安堵しながら、背中にいる存在をはっきりと意識している自分に溜め息しかでない。


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