私たちの関係。
私たちの関係。
「おーい、美沙~学校行くぞー!」
玄関の外から寛樹の声が聞こえる。
あぁ…学校かぁ…と、だるそうに靴をはく私。
「ほら!美沙さっさと行きなさい!」
背中を叩いて急かすお母さん。
「わかったわよぉ…いってきまーす。」
私は高校1年生。
寛樹と奏は兄弟。
奏は高校2年生。
寛樹は高校1年生、同い年。
近所の寛樹と奏と一緒に登下校している。
小学校、中学校、9年間続いたこの習慣は
今更辞められるわけもなく毎朝向かいに来てくれる。
(あ、でもやめようと思えば辞められるかも…そうだよな~…。)
「美沙!危ない!!!」
ドーンッッ!!
奏が言った瞬間電柱にぶつかる私。
うっ…!
イ…イタイ…。
おでこを手で押さえながらその場にしゃがみこむ。
「だから言ったのにー。」
呆れ気味に言う奏。
言うのおそいっつーの!
「アッハハハハ!!!!お前はまったくアホだし馬鹿だなあ~!」
「ッ…!ひ…寛樹には言われたくないッッ!」
「アハハ…!学校着いたら保健室行けよなー。」
笑いながらも心配してくれる奏♪
さすがやっさしー♪
それに比べて寛樹は馬鹿だのアホだの…。
まったく失礼しちゃうッッ!!
玄関の外から寛樹の声が聞こえる。
あぁ…学校かぁ…と、だるそうに靴をはく私。
「ほら!美沙さっさと行きなさい!」
背中を叩いて急かすお母さん。
「わかったわよぉ…いってきまーす。」
私は高校1年生。
寛樹と奏は兄弟。
奏は高校2年生。
寛樹は高校1年生、同い年。
近所の寛樹と奏と一緒に登下校している。
小学校、中学校、9年間続いたこの習慣は
今更辞められるわけもなく毎朝向かいに来てくれる。
(あ、でもやめようと思えば辞められるかも…そうだよな~…。)
「美沙!危ない!!!」
ドーンッッ!!
奏が言った瞬間電柱にぶつかる私。
うっ…!
イ…イタイ…。
おでこを手で押さえながらその場にしゃがみこむ。
「だから言ったのにー。」
呆れ気味に言う奏。
言うのおそいっつーの!
「アッハハハハ!!!!お前はまったくアホだし馬鹿だなあ~!」
「ッ…!ひ…寛樹には言われたくないッッ!」
「アハハ…!学校着いたら保健室行けよなー。」
笑いながらも心配してくれる奏♪
さすがやっさしー♪
それに比べて寛樹は馬鹿だのアホだの…。
まったく失礼しちゃうッッ!!