誰よりも愛してる


「はーい。」


投げやりな返事を返すと、仕事場のドアがゆっくり開く気配がして


自然と目がいった。



「おはようございます。」


礼儀正しく挨拶した彼を見て


息をするのも忘れるくらい…



加速する鼓動。


パリッとノリの効いたスーツに身を包んで


可愛らしい笑顔を見せた彼は…


矢口さんだった。



< 370 / 392 >

この作品をシェア

pagetop