一目惚れ


体育館のど真ん中で抱きついてしもたから
男バスと女バレの人
みんな見てる

「うあー…」


やっば
めっちゃはずい

「伊川が照れんな
お前のせいだし」

うちの手ぇひいて
体育館の外でる
先輩の顔もほんのり赤い

「だって…
早くせな先輩も話してくれんくなるかもって
怖かったんですもん…」

顔が見れん、


「ありえね
大体、俺のこと好いてくれるのとか翠斗と伊川くらいだし
そんなやつらと話さなくなると思う?」

「でも、もういいって…っ」

「あー…」
ちょっと恥ずかしそうな
照れたような顔した先輩

「あれ、拗ねてたっつか
やっぱ伊川も離れてくか…
っていうか」

頭を掻きながら言う



「うちはずっと先輩がすきですよ、きっと」


「俺も、すきだから」






「…へ?
ぇっ、と」


「もう言わねから、」
「え!?
ちょっ!
先輩!?」


そんなんずるい!


「部活終わるまで居るっしょ
…美雨」

美雨!?
初めて名前で呼ばれた…



「もちろん!」







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