恋のミュージカル


「ごめん、今日は用事があるから」


「えー?昨日もそうやって断ったじゃーん」

「この前もぉ」


丁寧に断りを入れてるのにこのバカ女。


「塾だからさ、ごめん」



なんで俺があやまらなくちゃいけないんだよ!


俺は疑問を抱えていた。


担任の話が終わり、やっと帰れるかと思えば


女子が群がってくる。


おまえらはケモノか!?

俺は毎日毎日うんざりしていた。




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