失われた物語 −時の鍵− 《前編》【小説】
知らない男の舌が
僕の唇を貪る
「はぁ…あぁ…んはぅ」
あああ…いやだ…やめ…
やめて
感じるから…やめて…
知らない男なのに…
誰かもわからないのに…
こんな場所で犯されて
よがり声をあげて…悶えて…
僕は本当はこうなの?
彼の言葉が僕の心を
少しづつ侵し始める
(君は元から淫乱なんだ)
願ったんだ
確かに僕…は…もっと狂い
せめて気持ちよく…なれる…よう
「くあああっ!」
本当にあれは媚薬…なの?
「んあっ!」
誰かが敏感な場所を口で責めて…
さっき出してしまったのに…そこは
「はあうっ…」
願いが叶う…こんな残酷に
こんな…に…なりたく…ない
願ったのに…自分に
裏切られる
「いやあああぁぁ!」
僕はこんな酷いことを願ったの?
「くはっ…ああぁ…あうぅ」
「良い声で泣くね…興奮する」
もう一人誰かが…僕の口に
「ああ…たまらん…もっと喉の
奥まで欲しいか」
二人の男に上と下を同時に犯される
身体の中に膨れ上がる愉悦
ああっ…また…ま…たぁ
「ぐふっ…」
「また出したね…君のは美味しいな
こんな風に責められたら我慢出来な
いだろう」
でも口の中はいっぱいで
喘ぐ事すら出来ない
「むぐぅ…んん…」
神経が焼かれる
頭が飛びそうになる
快感で苦しい…はけ口が…ない
誰か…あ…あ…また…違う…男…が
「もっと良くしてやる」
「ぐ…うぐうっ!」
三人目の男の身体が僕のうしろから
尖端をめりこませてくる
気の遠くなるような衝撃
身体の芯が抜きとられ
変わりに太い支柱を埋め込まれ
人形みたいにされるがまま
「ん…ん…んんんぐぅっ!」
「可愛いね…また出して」
何度でも…何度でも
噴き上げる快楽の淫らな果汁
体がどろどろに汚れていく
「んふっ…んぐうぅぅっ!」
灼熱の鉄の杭がまた身体の中に
容赦なく打ち込まれて
あ…あ
う…ごけ…な…い
こ…れが…本当の…僕の
身体…