7つ上の翔太先生。
あの日……塾で塾長と勉強していた。




塾体験の2日目。



今日で体験が終了


こんな塾……あるんだ。


捜し求めていた私の理想の塾、


『絶対通いたい。』と心のどこかにあった、


ピアノはまたいつかできる……


大人になったら趣味でもできるんだ。





そんなことを考えていたら塾長の声が聞こえた。




「この子…ちょっと教えてあげてくれる?」





「あっ、はい。」






男らしい声が教室全体に響いた、




「……誰だろ…、」




そういいながら私の前に座った











その先生が多田翔太先生だった。




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