俺様狼と子猫少女の秘密の時間②

―――……

あれから三十分、あたしはようやく落ち着いた。


「あの……お、お泊り?」


「うん」


「あの……ここに?」


「うん」


「あの……あたしが?」


「うん」


「あの…」


「うるせぇ」


あ、はい…。

すみません…。


なぜか床に正座して、先輩と向き合っているあたし。

先輩はソファに乗っているから、なんか……。

ご主人様と奴隷みたいなんですけど。


「それよりお前、なんでいたんだ? なにがあった?」


「えっ」


あ…そういえば。

あたし恥ずかしいくらいに泣いちゃったよね…。


「あの……分かんない」


「はあ?」


その反応も無理はない。


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