オヤジはヒーロー
ようやく落ち着きコーヒーを飲む事が出来たのは午前7時を回った頃だった、
それにしてもあの時妻は何故笑顔を見せたのだろうか、何か大切な物でも盗まれたのか、俺は隣でテレビを見ている娘に何気に聞いてみた「なあ‥お母さん何か大切な物盗まれていたのか?」「えっ?何で」娘はきょとんとした顔て言った、「いや‥凄い勢いで何か探していてさ、何か見つかったのか急に笑顔になったからさ」すると娘が大笑いしながら俺に話しをしてくれた、
その話しの内容に俺はあっけにとられた、内容はこうである、
毎回盗まれるのが娘の物である事にプライドを傷つけられた妻は犯人に復讐するためにお気に入りの下着をわざと干しそれを確認するために探していたらしい、
実に恐ろしい女のプライド妻は自分の下着に見向もしない犯人に腹を立て、俺に捕まえさせたあげく、自分の下着まで盗ませたのである、
コーヒーから立ち上がる湯けむりの向こうで片付け物をしている妻のたくましさにさすがヒーローの妻だと感心し、俺はまた次回のヒーローの活躍に心を踊らせる。
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