─侵食─悪魔のような男

繰り返し襲う快感…止まらない律動。



火照る身体からは、薔薇の香りが誘うように甘く香る。



劉兒の動きがひときわ激しさを増す。



「愛してる…ユウリっ…」



「ああっ……もっ…だめぇぇ……!」



同時に昇りつめユウリの意識はそこで途切れた。



「はぁっ…はぁっ…ユウリ…?」



意識を飛ばしたユウリを、愛おしそうに見つめ引き寄せる。



「お前は俺をどこまで狂わすんだ…愛してる死ぬほど…」



額にちゅっとキスをして、劉兒はユウリを抱きしめたまま目を閉じた。
< 321 / 434 >

この作品をシェア

pagetop