─侵食─悪魔のような男

┼君を縛る愛の鎖で┼


翌日お昼頃に目を覚ましたユウリに、劉兒は「出掛けるぞ」と言って用意を急かした。



「何処へ?」



と聞いても何も言わない劉兒に、少しの不安はあったがユウリは起き上がる。



「…つっ……劉兒っ…ほどほどにって言ったのにぃ!」



「可愛すぎるお前が悪い」



くっと口角を上げる劉兒。



覚悟はしていたが、想像以上に軋む身体にユウリは頬を赤く染める。



あんなにも乱れた自分が初めてで…



「どうした気分でも悪いのか?」



"んっ?"と心配そうな表情をした劉兒が顔を覗き込んだ。
< 373 / 434 >

この作品をシェア

pagetop