─侵食─悪魔のような男

「好きよ劉兒…あなたがもっと欲しい…もっと深く愛してっ…」



「あぁ…わかったよ…じゃあ愛してやる…一緒にイこう」



そう言っていっそう深く激しく繋がる。



「あっあぁっ…あっあっあぁぁぁ…もっだめぇぇーっ」



「……ユウリっ…愛してるっ」



共に快楽の波にのまれ、絶頂を迎えた2人。



ユウリはあまりに大きな快感に、意識を飛ばしていた。



「はぁーっ…俺には手加減なんてできねー…煽るお前が悪い…」



劉兒はため息を吐き、意識を飛ばしたユウリを抱きしめた。



そして「おやすみ」と、頬に小さな口づけを落とす。



2人が眠りについたのは、街が静かに夜明けを迎えようとした頃だった。
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