─侵食─悪魔のような男

「教会を出るのがもう少し遅かったら…あの場で押し倒すとこだったよ」



ぼそっと呟いた劉兒に、"此処で良かった"とほっとしたユウリ。



「俺も我慢を覚えたよ…それに美味いモノは1人で味わいたいしな」



「…やっ…んあっ」



ドレスの胸元をずらし、露わになったそこに口づける。



裾を捲り上げ太ももをなで中心へと向かう指先。



「んんっ!…あぁっ…あっ…あっ…」



躾られた淫らな身体は、疼きだし劉兒を強く求める。



「りゅう…じぃ…きてっ…はやく…」



熱っぽく見つめるユウリに、劉兒もゾクリと身体を震わす。
< 400 / 434 >

この作品をシェア

pagetop