─侵食─悪魔のような男
「そんなに煽るなよ…止まんないよ俺…いい?」
コクンと頷いたユウリの頬をひと撫ですると、劉兒はゆっくりと腰を沈めた。
「ああっ…劉兒っ…」
目尻に溜まった涙がつぅーっと流れ落ちる。
劉兒はペロリとそれを舐めた。
「やっぱりお前は最高の女だよ…一生手放してなんてやらねーよ?毎日可愛く鳴かしてやるからな…」
「まい…にち?」
ふっと笑ってから劉兒はゆるゆるとユウリを揺さぶった。
「あっ…あっ…んっ…はぁっ」
淫らな息遣いとふわふわと揺れるドレスの裾。
「全部俺のモノだ…そうだろユウリ…」
「んあっ…あっあっ…そ…うよっ…あなたの…モノよ」
押し寄せる快感の波が、ユウリを包み込んでいた。