この空に誓ったこと



『大丈夫か?』






重い瞳を開き、ふと目を覚ますと、隼人の声が聞こえた。



ゆっくりと左右に視線を向けると、どうやらここは病院のようで。



隼人はすぐにベッドのそばにあるナースコールのボタンを押していた。






『あたし……なんで…』






訳が分からない。



確か星と公園にいて……


雨が……



そうだ、雨が降ってきて……


それから……







『星と公園行ってたんやろ?なんかのぞみがそこでいきなり意識を失ったみたいで…みどりちゃんのママが救急車呼んでここまで一緒に来てくれたんやって』




みどりちゃんの…ママ?

由佳ちゃんが?





『由佳ちゃんは?』


『俺が来たら安心して帰っていったで』


『そうなんや……』





みどりちゃんは結と同じ一歳の女の子で。


由佳ちゃんは子供達を通して仲良くなった近所のママ友さんだった。





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