紫陽花と星
雪星から告白されて断る男はこの村にはいないだろう。


「でも、私のこと応援してるうちに紫陽花も綾小路さんのこと、好きになったりしないかな」
私は、雪星の言葉にきょとんとしてしまった。
すぐに我に返り、
「はぁー?そんなことあるわけないでしょ。私はそんなにミーハーじゃないわよ。私は男を顔で選んだりしないわ」

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