契りの歌




「花音、これも頼む。」



「はい。」










追加されたものも済み、ぼーっとしながら部屋へと戻る前のことを思い出していた。




本当良かった…。


山南さんが優しい人で。



山南さんも忙しいのに、いつでも教えてくれるって言ってくれるなんて。



山南さんの教えなら、すぐ覚えられそう。



でも、あんまり迷惑にならないようにしないと…。



そして花音は、またぼーっとしていた。





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